『平成21年 大江戸助六太鼓新年会』のリポートをお送り致します。

昨年に引き続き、日暮里のホテルラングウッドで催されました。この会場での新年会も今年で3回目になり、私達も何となく勝手がわかってきました。

当日は午後の早い時間から会場に入り、担当者と打ち合わせをしたり、司会さんと原稿の最終チェックをしたりしています。

そのうちに、この新年会のアトラクションで演奏をする門下生が集まってきます。彼等が演奏の他にも様々なお手伝いをしてくれます。

係ごとにミーティングをした後、みんなで搬入です。楽器や装飾道具や、ビンゴゲームの景品などもあります。

ホテル側の準備が着々と進む中、私たちも、太鼓のセッティングを決め、景品の梱包を解き、受付に名札を並べ、と様々な作業をこなしていきます。

本新年会で皆様をお迎えするのは楓組。彼等は係の準備が終わると言葉少なめに衣装へ着替えていきます。すでに緊張感が溢れています。

その後も門下生が集まってきます。演奏はしないものの、会場を盛り上げてくれる彼等もとても重要なポジション。

そろそろ受付開始。総司令より「受付開始します!」の声がとびます。さらに緊張感が高まる楓組。そこへ、糸原がスタスタと歩いて行きます。

一緒にお迎えの太鼓を打とうと決めたのは1月中旬。曲のアレンジをしてそのままフランスへ旅立って行ったっきり。本日、久しぶりに楓組と合流。

控室で手合わせが始まります。なんとここで糸原が重大発表。「どうやら今田さんが来るらしい。」

え〜っ!と楓組。楓組が演奏する「牙」は今田氏の作曲。楓組の緊張度は増すばかりです(実は糸原もものすごく緊張していたらしい…)。

手合わせや着替えも終わり準備万端。司会さん、楓組、その他門下生が会場内へ入ります。

舞台の上では最終確認。ふむふむ。 それでは時間です。開場します!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お客さまを会場内にお迎えした後、メンバー一同が舞台に並び、宗家からの新年の御挨拶をさせて頂きました。

そして、御来賓の方からの祝辞を頂きました。

東京都太鼓連合会長・江戸里神楽土師流四代目家元松本源之助様(の代理の方)。

昨年40周年を迎えられたサンフランシスコ太鼓道場の代表 田中誠一様の名代で、マネージャー田中竜馬様が、田中氏のコメントを紹介して下さいました。

そして、去る9月、第10回アジア芸術祭でお世話になった、国際技術団ワールドサーカスの王輝(おうき)様。

乾杯の音頭は、御諏訪太鼓保存会会長に就任された古屋邦夫様にお願いしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


↑田中竜馬様↑

↑王輝様↑
古屋邦夫様→

 

 

乾杯も終わり、歓談へ。

会場内には和やかな雰囲気になります。宗家とお話される浅野太鼓文化研究所理事長浅野様、海外ツアーでお世話になっている元門下生のコリーヌさん、前出の王様、糸原と話をしているのは、以前「ひたむきに」というコンサートで脚本・演出をして下さった無名塾の湯沢様です。

 

門下生のアトラクションの後、ビンゴゲーム大会へ。

今年の景品は空気清浄機やipodnanoや(なぜか)テントの他に、お客さまより御提供頂いたお米味噌やお酒もあり多種多様でした。

そしてラストアトラクションとして、大江戸助六太鼓の演奏がありました。

宗家はじめメンバーは、フランスでの全10公演を終え、新年会の3日前に帰国。

ツアーの熱気ホヤホヤのメンバーが新年会の演奏に選んだ曲は、ツアー公演の本編最初と最後を飾った

「神輿」と「山車」の2曲でした。。山車はコンサートでは定番になっていますが、新年会初登場でした。

「かしら〜〜」「日本一!」とさらに会場内は盛り上がりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中締めは今年で35周年を迎える和光太鼓の
会長、田中様にお願い致しました。

 

 

 

 

ご来場賜りました皆様、
誠にありがとうございました。

 

最後に、門下生によるアトラクションの模様をお送りします。

まずは、榊組の演奏。

「絆」

   

続きまして、橘組による

「六段打ち」

   

 

↓↓↓おまけ↓↓↓

 



 


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