大江戸助六太鼓プロフィール
“火事とけんかは江戸の華”と粋な啖呵で大見栄切った江戸ッ子助六の心意気を和事・荒事とみごとに打ちわけた勇壮・華麗なバチさばき。その肉迫する姿はよろこび事にはかかせない華やかさ!! |
東京初の組太鼓「助六太鼓」の発祥と大江戸助六太鼓 |
戦後復興期に夏の娯楽と言えば盆踊りであった。 東京・本郷で育った小林正道は、1956年、12歳で盆踊りの太鼓を打ち始める。 湯島天神第1回盆太鼓コンクール優勝者であった小林を始め、歴代入賞者が舞踊家・真田実氏の呼び掛けのもとに参集し、杵屋佐三造氏に師事し、相互練習・研摩の末、和太鼓に三味線音楽を取り入れた「新音太鼓」として発表。彼等は小林晟高を中心とする「大江戸助六会」のメンバーであり、暫時後に小輪瀬晋氏の元、東京初の和太鼓だけのアンサンブル (=組太鼓)「助六太鼓」として活動。湯島天神保存会助六太鼓グループとして奉納し、名を残す。東京都内はもとより全国各地・海外においても脚光を浴び、一世を風靡した。 その後、助六太鼓保存会としての活動からさらなる舞台芸術としての発展を目指し、小林率いる「大江戸助六太鼓」となり現在に至る。 |
戦後の和太鼓のルーツ、また和太鼓音楽のパイオニアとも言うべきグループである.。 |